1泊2日で年長児が尾瀬へ行ってきました。
昨日、園を出発することろは小雨交じりの天気で、尾瀬へ向かう道中も雨が降ったり止んだりのはっきりしない天気・・・
予定よりも少し遅れて鳩待峠に到着、天気は曇り空から太陽が顔を出す感じ。
山の天気は変わりやすく夕立の心配もあったので・・・
いざ出発!
少し歩くと、
そこは美しい自然豊かな森の中。
歩道は整備されており歩きやすく、
何より山ノ鼻までは下りなので、
子ども達も元気いっぱい。
約1時間20分ほどで山ノ鼻に到着。
宿泊する至仏山荘に荷物を置かせてもらい、
いざ、湿原へ!
天気は快晴。
ミズバショウの見頃は過ぎてしまい、
ほとんどが緑の葉っぱ。
それでも、
数株は白い仏炎苞を残していました。
その後も、
尾瀬の動植物を探し続けた子ども達。
ただ・・・
3名ほど観察に集中しすぎたせいか木道を踏み外してしまいました(汗)
図鑑や映像で見て期待を膨らませていただけあって、
発見するたびに、
元気な声が、
人影のほとんどいない湿原に響いていました。
散策を堪能した後は、
至仏山荘でお風呂に入り、
今日の思い出を絵ハガキに表現。
夕食後は、
至仏山荘のすぐそばにある山ノ鼻ビジターセンターで夜間学習。
尾瀬の歴史や自然の豊かさを、
子ども達の自由な発言に妨げられながらも(笑)
分かりやすく説明して頂きました。
たくさん歩いて、
たくさん食べて、
極限まで体力を使いきった子ども達は、
午後7時半過ぎには次々と夢の中へ・・・
山の朝は早い!
2日目は6時15分から朝食。
朝食は・・・
得意な子と不得意な子に分かれましたが、
各々が自分の量をしっかり食べられたと思います。
荷物をまとめて、
8時からは山ノ鼻ビジターセンターの職員の方による湿原でのレクチャータイム。
約1時間、
年長児にも分かりやすく、
尾瀬に自然に触れる時間を作ってもらいました。
最後に大きな荷物を背負った歩荷さんに会う事も出来ました。
鳩待峠までの上り坂も元気に歩いた子ども達。
昨日かいた絵ハガキをポストに投函し、
昼食を食べて園に戻りました。
お泊り保育は子ども達の心に大きな自信を芽生えさせます。
また、
尾瀬のお泊りは自然体験だけでなく、自然の大切さや、環境保護の大切を幼心に学ぶ貴重な機会です。
昨年は中止となったしまいましたが、
キラキラ光る目で、
「楽しかった」と、
口を揃える子ども達を見て、
この行事は長く引き継いでいきたいと改めて感じました。
追伸ー
子ども用のマスクや消毒液、
部屋も例年よりも小分けに使わせて頂くなど、
出来る感染対策はやって来ました。
マスクを顎にかけた記念写真も、
数年後に振り返った時に、
あの時は大変だったねと笑えればいいですね。