妙義保育園から幼保連携型認定こども園めぶきの森に変わったこの年。
37年の歴史を紡いだ園舎に終われをするこの年。
大きな節目を迎えた年の卒園式。
20名の卒園児が元気に巣立っていきました。
めぶきの森の卒園式は妙義保育園の時代からと同じ二部構成、一部は卒園証書授与式で二部は最後の教育保育発表の場となっています。
短い子で2年8ヶ月、長い子で6年2カ月の月日を過ごした卒園児ひとりひとり心から「おめでとう」の気持ちを込めて園長印を押した卒園証書。
絵本「花咲き山」に出てくる、優しい事をすると1つ咲く花。
その花を1つ1つ手書きをして色付けをした職員の思いもこもった卒園証書を手渡しました。
第二部は歌とリズムと演劇、そして竹馬と竹踊り。
卒園式だけで30曲近くは歌ったでしょうか?
春や卒園にぴったりの歌や演劇「スーホーの白い馬」の中で場面場面に合わせた歌などなど。
本当に沢山の歌を覚え、大きな声で歌い切りました。
演劇「スーホーの白い馬」は昔のモンゴルのお話で。
絵本で何度も何度も読み返した子ども達のお気に入り。
衣装から馬頭琴などの小道具まで子ども達と職員、そして保護者の方の協力を得て仕上げました。
竹馬は年長になった昨年春から練習を始めました。
最初はだれも乗る事さえできなかった竹馬ですが、1年で竹馬リズムも出来るように!
更に自分の背丈と同じくらいの竹馬にも乗れるようになりました!!
竹踊りもスキーお泊りが終わってから1カ月半ほど毎日練習。
全職員が休憩時間を削って応援してくれました。
2拍子、3拍子、4拍子とほぼ完ぺきに踊り切る事が出来ました。
子ども達は無限の可能性を秘めています。
頑張って努力を続ければ出来ない事なんて何もない。
僕たちも頑張ったんだから大人も頑張れ!!
卒園式ではそんなエールを卒園児からもらった気がします。
小学校へ進んでも妙義保育園やめぶきの森で過ごした日々を思い出してくれたら嬉しいですし、もしも子ども達が何か壁にぶつかったときは大人が少し手を貸して背中を押してもらえれば子ども達は自力で壁を越えていきます。
卒園児の健やかな成長を職員一同心から祈っています。
保護者の皆様には本当にお世話になりました。
行き届かない事もあったと思いますが、保護者の協力なくしては私どもの園は成り立ちません。
ありがとうございました。
追伸ー
卒園式では年長児の作品も展示しました。
節分に作った鬼のお面。
粘土で型を作り、そこに和紙を何重にも貼っていき色を付けた個性あふれる鬼のお面。
雛人形は地元で陶芸家として活躍している卒園児の保護者でもある吉田先生に指導してもらい作りました。
子ども達の発想を大切にし素晴らしい作品となりました。
そして「スーホーの白い馬」の衣装。
衣装記事は園が買い揃えましたが、背中の刺繍は園児の力作、そして衣装として着られるように保護者の方にも協力いただきました。