令和2年度の卒園式を挙行しました。
めぶきの森にとっての卒園式は、卒園証書授与と保育発表の2部構成です。
卒園証書は、
絵本の「花さき山」に登場する、
優しい心が咲かせる花を職員が手書きしています。
また、
卒園制作として、
劇発表で使う刺繍や剣。
保護者の方にもお手伝い頂いた衣装。
地元の妙義焼で作った陶器。
粘土で型を作り、
和紙を張り重ねて作った節分のお面。
電動ノコギリと電気ペンで制作した雛人形。
どの作品からも子ども達の頑張った姿を見ることが出来ました。
劇発表は「オキクルミと悪魔」。
長いセリフや複雑な動きも覚え、
立派に演じ切りました。
昨年の4月から始めた竹馬。
最初は乗る事さえも出来なかったのに・・・
竹馬リズムや、
自分の身長よりも高い竹馬に乗れるようになりました。
1月中旬から始めた竹踊りは、
2拍子、3拍子、4拍子とテンポを変えながら、
複雑な動きを披露。
振り返れば、
今年度は新型コロナの蔓延で予定した行事を予定通りに行うことが難しかった1年でした。
しかし、
子ども達は限られた環境の中でも、
上毛三山を登ったり、
手にマメを作りながら逆上がりが出来るようになったり、
跳び箱が飛べるようになったり、
自分で三つ編みした縄跳、側転などなど・・・
本当に沢山の事に挑戦をして、
時に壁にぶつかりながらも、
最後には全員が壁を越えていきました。
子ども達には無限の可能性があると信じています。
だからこそ、
就学前のこの時期に、
その可能性を1つでも多く見出して、
「やればできる」
という体験を、
友達や職員とともに体験し喜びを分かち合う。
めぶきの森の教育保育の本質を改めて気づくことが出来た。
そんな卒園式だっと思います。
卒園児の皆さん本当におめでとう!
最後に保護者の皆様へ。
時に無理をお願いした事もあったかもしれません、
期待に応えられたかったこともあったはずです。
それでも、
卒園児を自信をもって小学校へ送り出すことが出来たのは、
保護者の皆さんの理解と協力があったからこそです。
皆さんの大切なお子さんの大切な時期に、
皆さんと一緒に子育てに関われて本当に幸せでした。
本当におめでとうございました。